花菜ガーデンってどんな場所?
花菜ガーデンは、2010年3月に開園した神奈川県平塚市寺田縄にある植物園で、正式名称を「神奈川県立花と緑のふれあいセンター」といい、花菜ガーデンは公募でつけられた愛称です。特に人気なのは毎年5月に行われるバラ園で、週末になると駐車場は入場待ちの靴まで列をなすほど。古くからある原種の薔薇から、品種改良されて生まれた新しい薔薇まで多種多様の2000種類を超える薔薇が咲き乱れる様子はとても人気です。
植物園でありながら、野菜の収穫体験や食事を楽しむことができる複合施設となっていて、平塚ICからも近い立地もあり、多くの人が訪れる施設です。
花菜ガーデンが理想とするのは「カレル・チャペック」というチェコの園芸家(1890-1938)。彼の家と庭のイメージを「チャペックの家と庭」として園内に展示されています。
場所は平塚ICより車で約5分
定期的に期間限定のイベントを実施
12月:フラワークリスマス
2月:クリスマスローズ展
レストランも併設
花菜ガーデンには「キッチンHana」というイタリアンレストランが併設されています。こちらは入場料が不要の場所にあるので、食事だけの利用も可能です。園内に入場済みでも入場時の半券があれば何度でも再入場が可能なので利用可能です。
予約をすれば園内で食事できるレジャーシート付きのピクニックセットも利用でき、予約不要のテイクアウトピザを注文して園内で食べるなんてことも。
ペットを連れての入場は不可
有料エリアへのペットを連れての入場はできません。入場可能なエリアは入場ゾーンの手前とレストランエリアのみになります。ただし、身体障がい者補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)は、有料エリアへの入場も可能です。
入園料はシーズン変動性
花菜ガーデンへの入園料は、「ピーク(5月)」「レギュラー(6月〜12月、2月〜4月)」「スロー(1月)」で分けられ、シニア、大人、中人、小人でそれぞれ値段が異なるシステムです。幼児は無料です。一番花菜ガーデンに人が集まるのが、薔薇の時期の5月ですが、5月と他の月に1回来ると年パスを買うのとほぼ値段が変わらないので、一年に2回以上来そうな場合は年パスを検討してみても良いでしょう。
駐車場は368台駐車可能
花菜ガーデンには専用駐車場が368台分用意されています(うち5台は障がい者用)。
園内のレストランやショップで2000円以上利用すると、駐車料金が無料(普通車)。
園内マップ
花菜ガーデンは大きく分けで3つのゾーンに区画されていて、入場エリア付近の「めぐみの研究棟ゾーン」。薔薇などの花が咲いている「フラワーゾーン」。野菜や果実が植えられている「アグリゾーン」の3つです。園内は1周30分ほどで周回できる広さになっていて、フラワーゾーンには季節の草木・草花、アグリゾーンでは田植え・稲刈り・野菜の収穫を楽しめます。めぐみの研究棟ゾーンでは、子どもたちも楽しめるクイズ形式の施設だったり、神奈川県の誇る地場野菜やイベントなどの紹介などを学ぶことができます。
アグリゾーン
アグリゾーンは野菜の収穫や田植えされた稲などを見たりできるゾーンですが、冬の間は春に向けてチューリップが植えられます。また、子どもの遊具がいくつかあるスペースがあります。
フラワーゾーン
フラワーゾーンは薔薇がとても有名ですが、薔薇以外にもハナモモ、サクラ、クレマチスなどの草花に出会えます。
めぐみの研究棟ゾーン
めぐみの研究棟ゾーンでは、神奈川県の農産物や加工品、イベントの紹介や神奈川県自体の紹介などを、子どもでも分かるように丁寧に解説してくれています。
また、神奈川県の名産品をお土産として購入できるショップもあり、平塚だけでなく小田原の蘇我梅林の梅干しなど、人気の商品も販売しています。こちらのショップで2000円以上購入すると駐車料金が無料になります(普通車のみ)。
花菜ガーデンの店舗情報
住所 | 神奈川県平塚市寺田縄496-1 |
電話番号 | 0463-73-6170 |
営業時間 | 3,4,6〜11月:9:00-17:00 2月・12月:9:00-16:00 5月:8:30-17:00 1月:9:00-16:00 |
定休日 | 3〜6月,10,11月:無休 7~9月:第2,第4水曜日(祝日の場合は翌日) 12〜2月:毎週水曜日(祝日の場合は翌日)、12月28日~1月4日 |
駐車場 | 368台 |
子連れ | おむつ交換台あり(2か所)、授乳室あり(1か所) |
ペット | 有料エリアは不可(盲導犬など介助犬は可) |
バリアフリー | 障害者用駐車場(5台)、車椅子無料貸し出し(5台)、障害者用トイレ(5か所)、オストメイト対応トイレ(1か所) |
公式 | ホームページ |
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