小田原には昔から小田原市民に愛される二大あんパンがあるのをご存知でしょうか。
「柳屋ベーカリー」と、今回紹介する「守谷製パン店(守谷のパン)」です。
小田原市民に長年愛されるのはなぜなのか、実際に行ってきましたのでぜひご覧ください!
守谷製パン店(守谷のパン)とはどんな店?

守谷のパンとは、小田原駅東口から徒歩3分ほどの東通り商店街の入り口そばにある昔ながらの40年以上続くパン屋さんです。2,3年ほど前に少し場所を移動してリニューアルしましたが、昭和レトロな雰囲気は変わりません。
昔から小田原市民に愛されている味で、90年近く小田原で暮らしている祖母のお墨付き。お勧めはなんといっても「あんパン」。お店の正式名称は「守谷製パン店」ですが、小田原市民からは「守谷のあんパン」と呼ばれるほど、あんパンは人気の一品です。
親戚や友人が遊びに来るたびに母や祖母は守谷のパンをお土産に、ずっしり重そうな白い紙袋を両手に帰ってきていた記憶があります。
袋を開けると湯気を立てて、パンが隙間なくぎっしり四角く詰まっていて…。(当時は白い紙袋に買ったパンが入っていたのですが、現在は可愛い柄のビニール袋に詰めてくれます)思い出すたびにお腹も鳴ってきます。
早速中へお邪魔します!
とある土曜日の朝。娘を連れて朝のパン屋へ出かけてまいりました。子供の足でも難無く到着しました。母と私が小田原の出身であり、私が物心つく頃から祖母や母に、ここのパンを食べさせてもらった思い出があります。




最近リニューアルされて外観も看板も綺麗になりましたが、八畳ほどの店内はとても狭く、2,3人で身動きが取れないほど。いつも外には長い行列があり、どんどんお客さんがひっきりなしに入って来るため、ササっと注文してお会計しないと、お店から出られなくなってしまいます。




商品はガラスの中にいれられています。
普通のベーカリーの様に好きなパンをトングで掴んでトレイへ…。というスタイルでは無くケーキ屋さんの様に注文するタイプです。
お客さんが移動できる余裕はないのでトレイでゆっくり選んで買い物というわけにはいきません。事前に買いたいパンを決めておいて買い物に望んだほうが良さそうです。コロナ禍の昨今では衛生的で丁度良いですね。
メニュー表も昔から変わらない手書き形式。昭和っぽいですね~。




袋の中に入ったパンはまだ少し熱いくらい。電車でも袋からいい匂いが漂ってきます。
電車での移動中、娘の「まだ?(食べちゃダメ?)」にもめげずに帰ってきました。コロナ禍でなければ帰り道にガブリとも出来たのですが…。娘よ御免。




今回の実食は、あんパンとクリームパン、そしてアンドーナツです。
色々あるとついつい迷ってしまいますが、私のおすすめはなんといってもあんパンとクリームパンです!




これが「守谷のあんパン」と呼ばれる代表的なあんパンの断面。ぎっしりとあんこが詰まっているのが分かります。普通のあんこの2倍位の量はあります。初めて食べるとこの圧倒的なあんこの量に笑顔になること間違いなし!お持たせとして人気です。




あんパンほどのギッシリ感は無いですが、こちらも中々のクリーム量。クリームパンって外側のパンよりずっとクリーム食べていたい~!という時ありますよね。
中のクリームもまろやかで美味しいです。




昭和の時代から小田原市民に愛されてきた懐かしの味。是非皆さんもご賞味ください。
守谷製パン店のメニュー
- あんパン:200円
- クリームパン:200円
- ジャムパン:200円
- ぶどうパン:200円
- あんドーナツ:160円
- 甘食:160円
- クリマン:160円
- ワドーナツ:160円
- ロックケーキ:160円
- コッペパン:190円
- 上イギリスパン:420円
- 黒パン:280円
- 上食パン:250円
- フランスパン:200円
守谷製パン店の口コミ
守谷製パン店の店舗情報
住所 | 神奈川県小田原市栄町2丁目2−2 |
電話番号 | 0465-24-1147 |
アクセス | JR東海道本線(東京~熱海)/小田原駅 徒歩3分 (168m) |
営業時間 | 8:00-18:00 |
定休日 | 毎週日曜日・祝日 |
駐車場 | 無し |
座席数 | 無し テイクアウト専用・ イートイン利用不可 · 宅配サービスなし |
子連れ | 可能ですが、店内は狭いのでベビーカーなどは難しいかもしれません |
禁煙喫煙 | 完全禁煙 |
支払い方法 | 現金 |
公式サイト | – |
コメント
コメント一覧 (1件)
15年程小田原に仕事で行くことが多々有り、地元のスタッフが教えてくれました。
本当にアンコの重さでズッシリ感がハンパないです、昔食べたアンパンの味で口がおごった現在では、その時代のままのアンコはその量では結構キツイ?
やはり時代と共に味を発展させないとと私は感じてしまいました。
皆んなをビックリさせるお土産としては最高です。